一般社団法人 横浜ヨット協会(YYC)の概要
一般社団法人横浜ヨット協会は、1886年(明治19年)10月9日、その母体であるYokohama Amateur Rowing Clubより派生し、当時横浜在留の外国人有志により設立された横浜セーリングクラブを前身とする130年の歴史を誇る日本最古のヨット・クラブです。
関東大震災、第二次世界大戦、ハーバーの埋立て等と幾度かの苦境を乗り切り、拠点を新山下町からこの地に移し 現在に至っております。
当協会の会員は伝統を誇るクラブの歴史にふさわしく、 厳格なる入会審査を経て入会を認められたすぐれた人格・社会的地位の方々ばかりです。
当法人は、神奈川県内において、ヨットその他のスポーツの普及を図るとともに各種のレクリェーション及び文化、 教育の振興を図ることを目的としております。
その目的を達成するための事業の一つとしてクルーザーヨット体験教室を年2回、春と秋に各3ヶ月の期間開催しております。 また、社会福祉法人の児童達にヨットを通して得ることのできる社会勉強のための体験乗船会を開催しております。
「横浜ヨット協会125年史」(pdf:約40MB)がダウンロードできます。
ご興味をお持ち頂けましたら,ご一読頂ければ幸いです。
理事長挨拶
一般社団法人横浜ヨット協会は、ヨコハマ・アマチュア・ローイングクラブを母体として1886年(明治19年)に設立され、以来、日本最古のヨットクラブとして130年の歴史を刻んでまいりました。思えば、1979年に現在のクラブハウスが完成し、この地で活動を開始してから30有余年が経過し、1986年に、当協会設立100周年記念行事を行ってから、既に四半世紀が過ぎようとしております。この間、当協会では、定款に定められたミッションに基づき、ヨットその他のスポーツの普及を図ると共に、文化・教育の振興を図ることを目的として、クルーザー・ヨット教室の開催、小学生や中学生を対象にした体験乗船会、横浜市長杯ヨットレースをはじめとしたヨットレースの開催等を行い、社団法人としてふさわしい公益事業を、着実に実施してまいりました。これも、関係諸官庁、関係団体及び熱心な当協会会員の皆様の並々ならぬご支援とご理解の賜物と厚く御礼を申し上げる次第です。
また、横浜ヨット協会は社団法人でありますので、政府の進める公益法人改革の対象になっております。近年中に、当協会は、新たな法人に移行するとともに、次の四半世紀に向け新たな第一歩を踏み出そうとしております。先人から受け継いだ歴史の重みを感じながら、今後もその歴史に恥じないヨットクラブとして、広く社会のため、更にはヨット界のために今まで以上に努力してゆく所存でございます。どうぞ、これからも今まで同様、暖かいご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人 横浜ヨット協会
理事長 阿久津 壽